ペタンク日本代表で世界選手権へ 塩屋の村上博樹さん
2018年08月22日
ペタンク日本男子代表として自身初の世界選手権へ意気込む村上博樹さん
日本代表選出は4年前のパンパシフィック選手権以来2度目。世界選手権出場は初めてで「世界のトップ選手たちと試合できるのが楽しみ」と意気込んでいる。
ペタンクはビュットと呼ばれる目標球に金属製ボールを投げ合い、相手より近づけて得点を競う球技。発祥のフランスではサッカーや自転車に次ぐほどの人気があるといい、2024年パリ五輪で競技種目に加えられる可能性がある。
競技歴20年の村上さんは安定したフォームから繰り出す正確なショットが持ち味。日本連盟が指定する強化選手12人が総当たりで対戦した5月の代表選考会で7勝4敗の3位となり、代表4人の一人に選出された。
ペタンクとの出会いは吉備国際大学時代のレクリエーション研修で体験したのがきっかけ。「今から始めたらオリンピック選手になれますよ」という講師の言葉に興味を持ち、同級生らと学内サークルを立ち上げた。社会人になってからも競技を続け、現在は坂越の居宅介護支援事業所「いきしま」でケアマネージャーとして勤務するかたわら仕事が終わった後や休日を利用して練習や大会に参加している。
世界選手権は1チーム3人が2球ずつ投げて得点を競う「トリプルス」で行われる。今月上旬の強化合宿では代表4人のチームワークを深めることに重点。また、ハイスピードカメラで投球を科学的に分析し、より質の高い球を投げるための手首の返し方やタイミングを研究した。
市協会の中村正会長(67)=加里屋=は「赤穂から日本代表が生まれて誇らしい。いつも通りの美しいフォームで試合に臨んでほしい」と活躍を期待。村上さんは代表メンバーの中では最も若く、「積極的な攻めの投球が自分に求められる役割だと思う。落ち着いて自分のプレーをしたい」と健闘を誓った。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2018年8月25日(2290号) 1面 (7,246,268byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
赤穂弓友会11月例射会 [ スポーツ ] 2022年11月23日第43回赤穂市少女バレーボール発足記念大会 誰もが楽しめる「ゆるスポーツ」学生ら手作り 年代別パワリフ世界選で金 片浜町の秋山克己さん [ スポーツ ] 2022年11月19日1964年東京五輪で着用 日本代表制服を母校に [ スポーツ ] 2022年11月19日空手道の県高校新人大会で入潮都麦君V [ スポーツ ] 2022年11月18日既存施設の有効活用を ディスクゴルフ用具寄贈 赤穂の天塩海浜SC 第11回月例杯グラウンドゴルフ [ スポーツ ] 2022年11月09日少年剣士が熱戦 忠臣蔵旗剣道 千日登山 通算1万日達成で表彰 [ スポーツ ] 2022年11月02日授業にゴルフ導入へ OBがクラブ寄贈 [ スポーツ ] 2022年10月29日全日本学生剣道優勝大会へ意気込み 関西福祉大男子 [ スポーツ ] 2022年10月25日全国障害者スポーツ大会へ古川修哉さん、松嶋夕香里さん [ スポーツ ] 2022年10月24日第34回市中学校学年別ソフトテニス [ スポーツ ] 2022年10月24日シティマラソン参加者に五輪メダリストが指南 [ スポーツ ] 2022年10月23日
コメントを書く