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チコのセネガル通信(2)羊祭りで食べ物に感謝

 2014年10月18日 
タバスキ(羊祭り)を前に集められた羊たち
 アフリカ大陸に行く、というと「野生動物はいるの?!」とよく質問されました。多くの方が想像されるキリン、ライオン、カバなどの野生動物の多くは東アフリカで見ることができますが、私が住んでいる西アフリカにはあまりいません。
 にもかかわらず、セネガルの首都ダカールには今月4日まで道端に羊がいっぱい。というのも翌5日に「タバスキ(羊祭り)」というイスラム教徒にとって大切なお祭りがあったからです。家々が羊料理を振る舞う行事で「羊の犠牲祭」とも呼ばれます。つまり、町中にあふれていた羊たちはすべて食べられるために連れてこられたものだったのです。
 羊は5段階に分けられ、最も高価な羊は1頭800、000フランセーファー(FCFA)するそうです。日本円で16万円相当で、お金持ちしか買えません。タバスキ当日になると、羊はもう道端にいませんでした。その光景の違いに驚きました。
 私はサンバさんというセネガル人宅のタバスキに混ぜてもらいました。彼らは、まず朝からモスクにお祈りに行きます。その後、羊をさばきます。さばくのは男の人だけです。そして女性が調理します。羊は臭いがきついから嫌いな方もいらっしゃると思いますが、さばいてすぐ調理するので臭みもなくとても柔らかかったです。動物の命をいただいていることを再認識し、もっと食べ物に感謝して食事をしなければいけないと改めて思いました。
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掲載紙面(PDF):
2014年10月18日(2108号) 4面 (11,044,737byte)
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