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チコのセネガル通信(6)「結婚してくれ」って言われても…

 2014年12月06日 
子どものいる女性が昼ご飯を作っている集まりに呼ばれたとき。この日も多くの人から婚姻歴を聞かれました
 セネガル人は人とのつながりをとても大切にします。「元気ですか?」「よく眠れましたか?」「悪いところはないですか?」「平和ですか?」「暑さはどうですか?」と、毎日決まった挨拶を繰り返しています。同じ人に朝も昼も会ったら、1日2回そのやり取りが行われます。
 今は、どんな人が住んでいるのか、どこに何があるのか、どの道が繋がっているのかを知るために毎日町を歩き回っています。昼間は暑くてすぐ疲れてしまうので、早起きして8時ごろから探索を開始します。毎日初めて会う人がいて、名前、出身国、仕事、居住地、セネガルにどれくらいいるのか、などを聞かれます。
 日本と違うなと思うのは「夫がいるのか」といつも聞かれることです。私は結婚していないので、「まだだよ」と伝えると、「なんで結婚しないのか」「セネガル人と結婚する気はあるのか」「私の夫の第2夫人になったらどうだ?」「あなたが好きだから結婚してくれ」と言われます。
 私の大家さんは25歳にして既に子どもを4人産んでいます。結婚年齢を制限する法律がないので、若くして妻、母親になる女性も多くいます。22歳だから結婚していないという言い方では納得してくれないので、日本に彼氏がいるという設定にしてあります。
 それでも、「日本は遠いからセネガルにも1人彼氏を作ればいい」と言われます。日本でプロポーズを受けたことはないですし、コミュニティに受け入れられているような気がして、気持ちはとてもうれしいのですが、話を切り返すのが大変です。何か良い返し方を知っている方は、教えてくださったら助かります。
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掲載紙面(PDF):
2014年12月6日(2114号) 4面 (12,898,325byte)
 (PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)


コメント

日本でも(特に田舎ではよく)あることだと思いますが、第2夫人というのは異なる点なので、国によって違うこともあるのは面白いですね

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投稿:日本人 2014年12月06日

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