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正月の縁起物に手製和凧奉納

2016年12月20日

  • 赤穂八幡宮に手作り和凧を奉納した石橋明弘さん(左)

    赤穂八幡宮に手作り和凧を奉納した石橋明弘さん(左)

 凧作りが趣味の男性が手作りの和凧100枚を尾崎の赤穂八幡宮へこのほど奉納した。社紋の「三つ巴」をあしらった扇の絵柄で、同神社は縁起物として元日から初詣参拝客に無料で配布する。
 凧を作ったのは中浜町の石橋明弘さん(71)。一辺47センチのひし形で、香川県の郷土凧「ごんぼいか」を基にした。一枚一枚和紙に下絵をかき、朱液と墨汁で着色。時間を見つけてコツコツと作り続け、およそ一年がかりで100枚を完成させた。
 石橋さんは酉年生まれ。来年「年男」となるのを前に「生まれ育った地元の氏神さまへの感謝」として奉納した。「心を込めて作りました。縁起物として飾ってもらえれば」と話している。


社会 ]

掲載紙面(PDF):

2016年12月23日(2212号)3面 (11,037,555byte)


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