2012年06月10日
瓦を92年ぶりに全面的に葺き替えた荒神社の社殿。大嶋宮司(左)と綿田総代会長
約4000個の紅白もちをまいて祝った社殿竣工
塩屋の荒神社(大嶋芬宮司)で今年1月から行っていた社殿改修工事がこのほど竣工。10日にもちまきで完成を祝った。
素戔嗚尊を祭神とする同神社は、秦河勝による創建と伝わる。記録によれば、延宝3年(1675)、正徳5年(1715)、寛政12年(1800)にそれぞれ再興、再建。大規模改修は大正9年以来92年ぶりで、屋根瓦をほぼすべて葺き替えたのをはじめ、幣殿の床、拝殿の腰板も新調した。
もちまきには地域住民約350人が集まり、建築足場に上がった大嶋宮司、総代会長の綿田勝治さんら神社役員約15人が威勢よく紅白のもち4000個を振る舞った。家族3人で参加した板屋町の橋本航君(12)はもち6個をキャッチ。拝殿で健康を祈願し、笑顔で帰宅した。
20日には拝殿で竣工祭を行う。大嶋宮司(76)は「みなさんのご協力のおかげで社殿がりっぱによみがえった。大切に守っていきたい」と完成を喜んでいる。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2012年6月23日(1995号)3面 (7,152,618byte)
コメント
実際のところ、忠臣蔵や半端な赤穂城跡地より 寺社仏閣の方が断然歴史的に古かったり守られている事実を受け止めたい。
投稿:内海 2012年06月12日
4000個で350人ってことは、一人平均10個だな。太っ腹やな。
投稿:おいらも行きたかった 2012年06月10日
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