2008年06月16日
「一本ずつ家内安全の願いを込めて書いています」(生浪島宮司)という祓うちわ
家内安全を願う「祓うちわ」の製作が坂越の大避神社で始まった。「うちわ」を「家の和」と掛けた生浪島堯宮司(64)が30年ほど前から作り始め、今では初夏の風物詩になっている。
香川産の平柄うちわ(縦38センチ、横24センチ)に「魔除け」の意味を持つという赤紙を貼り、生浪島宮司が「祓」の文字を一本一本筆書き。柄の部分にはお守り札が巻かれている。
最近は見ることが少なくなった竹製で、顔に向かってあおぐとおだやかな風がほおをなでる。縁起物として毎年買い求める人もあるという。
限定500本製作し、1本300円で6月28日(土)から同神社で頒布。大判の丸柄うちわ(縦41センチ、横29センチ、1000円)は100本のみ。いずれもなくなり次第終了。
生浪島宮司は「邪気も暑気もあおぎ飛ばしてこの夏を乗り切って」と話している。
地方発送も可。問合せは同神社Tel48・8136まで。
[ 街ネタ ]
掲載紙面(PDF):
2008年6月21日(1800号)1面 (7,646,225byte)
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