2013年11月09日
財閥令嬢を装って投資を持ちかけ、赤穂市内の女性など11人から計約1億3440万円をだまし取ったとして、兵庫県警生活経済課などは11月5日、島根県浜田市旭町都川の無職の女(65)=詐欺罪で公判中=を詐欺容疑で最終送致した。
同課によると、女は平成21年5月から8月にかけて、赤穂市内の50代女性に「金を預けてくれたら利子を付けて返す」などと持ちかけ、現金800万円を詐取した疑い。同様の手口で同年から昨年にかけて、姫路市や相生市など30〜70代の男女から200〜3725万円をだまし取ったという。
調べでは、女は高級ブランドの衣服やバッグを身につけて「父は三井財閥、夫は一流の建築士、2人の息子は海外で医者をしている」などとうそをついて勧誘。一部の出資者には実際に利子を配当して信用させ、さらに高額の出資を募っていたという。
調べに対し、女は容疑を認め、だまし取った金はパチンコなど遊興費に使ったと供述しているという。
[ 事件事故 ]
掲載紙面(PDF):
2013年11月16日第2部(2062号)1面 (6,253,840byte)
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