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周世の専念寺で継職法要

2015年04月19日

  • 山名理範・17代住職=中央=が就任した専念寺の継職法要。左は16代住職の義範さん

    山名理範・17代住職=中央=が就任した専念寺の継職法要。左は16代住職の義範さん

 周世の浄土真宗大谷派、一乗山専念寺で19日、親鸞聖人750回御遠忌・継職法要があり、副住職だった山名理範(りはん)さん(48)=本名・理(おさむ)=が17代住職に就任した。
 寺史によれば、鎌倉初期の武将・山名義範(やまな・よしのり)を祖とする山名三郎左衛門利氏が文亀3年(1503)に家臣36人と周世一帯を開拓し、草庵を結んだのが同寺の開基。平成15年には開基500年祭を催した。
 この日の法要には寺役員と門徒など約130人が参列。衣装で着飾った稚児行列が巡り歩いた本堂で16代住職の義範(ぎはん)さん(76)から理範さんへ五条袈裟と中啓(扇)、数珠を引き継いだ。理範さんは「これからも門徒のみなさんと一緒に親鸞聖人の教えを聞かせていただきたい」と抱負を語った。
 「全國山名氏一族会」の山名年浩会長(69)=京都経済短期大学・学長=が来寺し、「500年を超えて、この地で播磨山名が続いていることはすばらしい」と祝辞。同寺と交流のある落語家・桂文福さん=赤穂観光大使=の寄席もあり、和やかに継職を祝った。


社会 ]

掲載紙面(PDF):

2015年4月25日(2133号)4面 (11,196,598byte)


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