赤穂民報
加里屋川サポーターズが活動開始(6月7日)
地域の河川環境保全に関心を持つ市民ボランティア「加里屋川サポーターズ」が6日、活動をスタート。水辺の生態系について学ぶ勉強会を開いた。
同川で清掃奉仕やホタル繁殖などに取り組む「加里屋川ふるさとの川整備連絡協議会」(大橋正樹会長)が5月から呼び掛けたところ、約10人が登録。加里屋中洲の赤穂市民会館であった勉強会には7人が参加した。
既存の生態系が外来種によって崩れる過程、ホタルの生育に適した環境などについて専門家の話を聞き、会館そばの同川で護岸に生えた外来植物「ヒメムカシヨモギ」の除去を行った。
夫と長男の3人でサポーター登録した加里屋の小西幸子さん(66)は「私が小学生の頃は一面にホタルが飛んでいた思い出があります。今の子どもたちにも見てほしいです」と草抜きに励んだ。
今後は定期的に座談会を開催するほか、ホタルが好む木の植樹や幼虫飼育などに取り組む。サポーター登録の申し込み、問い合わせは同協議会事務局TEL43・6830(赤穂市建設課)。
(活動をスタートした市民ボランティア「加里屋川サポーターズ」)
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