赤穂民報

邦楽グループ「はとぽっぽ」15回目発表会(6月7日)

 琴と三味線、尺八の邦楽グループ「はとぽっぽ」(苅野美佐子代表)の発表会が7日、中広の赤穂市文化会館ハーモニーホールであり、大人から子どもまで約55人が日頃の練習の成果を披露した。
 全国尺八コンクール優勝の橋本岳人山さんら講師3人の指導で昭和62年に発足した同グループは隔年で発表会を開催しており、今回が15回目。会場の小ホールには約150人が来場した。
 「阿波の風」「琴姫のうた」など10曲を楽器編成を変えて演奏。明朗で軽快な曲や哀愁を帯びた旋律など様々な雰囲気の音色がホールを包んだ。客席で耳を傾けていた御崎の中納(なかの)和夫さん(80)は母が琴の指導者だったといい、「懐かしい気持ちになりました。日本ならではの和の音色に郷愁を覚えました」と感じ入っていた。

(邦楽グループ「はとぽっぽ」の第15回発表会)

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