赤穂民報
ビーチ清掃で社会福祉実践(6月10日)
海水浴場のオープンを約1カ月後に控えた御崎の唐船サンビーチで10日、赤穂東中学校(尼子勝義校長)の2年生約120人が清掃活動を行った。
福祉・ボランティア教育の一環。学校から約3キロ離れたビーチまで自転車で移動した生徒たちはビニール袋やバケツを手にごみ拾い。海岸約300メートルにわたって漂着したペットボトルや枯れ枝などを約40分間かけて分別回収した。
生徒たちは2週間ほど前の授業に講師として来校した関西福祉大学の平松正臣・社会福祉学部長から「誰かのために役立つことが自分の幸せにもつながる」と教わり、学年委員会(碇大輝委員長)が実践の場を企画した。
委員会メンバーの出口ひなたさん(13)は「みるみるうちに海岸がきれいになっていって、やってよかったです。気持ちよく海水浴を楽しんでもらえたら私もうれしいです」と話した。
(唐船サンビーチで行われた赤穂東中学校の清掃奉仕活動)
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