赤穂民報

晴天に恵まれ「お田植祭」(6月21日)

 五穀豊穣を祈る神事「お田植祭」が21日、加里屋西沖の赤穂大石神社神田で行われた。梅雨晴れの下、かすりの着物の早乙女たちが太鼓の合図で苗を植え、菅笠の赤い飾りが青空に映えた。
 同神社は「国際コメ年」だった平成16年に「お田植祭」を73年ぶりに復活。「米の大切さを再確認し稲作文化を継承しよう」と毎年行っている。
 神田横に設営した祭殿で飯尾義明宮司が祝詞を奏上。神酒と塩で清めた水田に関西福祉大学の女子学生が扮する10人の早乙女が足を入れ、ヒノヒカリの早苗を手植えした。
 神田は約5アールあり、JA兵庫西が苗を提供。約150キロの収量を見込む。途中から他の観客と一緒に田植えに参加したJA兵庫西赤穂支店職員の目木直子さん(39)=さつき町=は「お米を育てる大変さを感じました。感謝の気持ちを持ってご飯を食べるようにしたいです」と話していた。

(菅笠姿の早乙女たちによる「お田植祭」)

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