赤穂民報

境内神社夏祭り奉献俳句の優秀句(7月8日)

 塩屋の荒神社(大嶋芬宮司)は境内神社夏祭りに向けて作品募集した奉献俳句の優秀句10句を7日発表した。
 かつて塩屋地区に夏の到来を告げる風物詩だった伝統の恒例行事を広めようと、今年初めて本紙を通じて公募。愛知、奈良の県外を含む市内外の62人から計124句が寄せられ、ホトトギス同人の片山青芝さん(83)=上仮屋南=が選考した。
 夏祭りは7月15日(水)にあり、優秀句は入選句と合わせて境内の行灯に14日(火)から掲示される。優秀句は次のとおり。
 ▽夕闇の瀬音抜け来し河鹿笛    奥野美恵子(新 田)
 ▽義士追慕蓮の浮葉の一つにも   柳田美鈴 (元塩町)
 ▽梅雨冷に遺品整理の捗らず    釣 豊子 (寿 町)
 ▽神苑の深さや実梅落つるまま   白井貴佐子(尾 崎)
 ▽時鳥立話つと途切れけり     山谷友子 (福 浦)
 ▽手も足も又伸びし子や更衣    釜谷ゆき子(真 殿)
 ▽馴染みなき若者混じる溝浚    本多芙紗女(大 津)
 ▽十薬の匂ふ近道保育園      前田ゆう子(塩 屋)
 ▽風鈴の良き音短冊替えてより   猪谷信子 (朝日町)
 ▽川風に老鴬声の途切れなし    奥田美恵子(塩 屋)

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