赤穂民報

赤穂民報川柳〔第十六回〕 濱邉 淳・選(7月18日)

▽秀作
 間引菜も明日を夢みていただろに
           谷内 利昭(周 世)
 【評】人間の手で夢を摘まれていく菜。非情ともとれるが、他を生かす為。

▽佳作
 紫陽花の色で異なる花言葉
           根木 和郎(折 方)
 さざ波のように生きたし我人生も
           尾上 知子(坂 越)
 屋台酒 上下なしに坐る風
           山野 直正(尾 崎)
 * * *
〔応募要領〕※下のフォームからも応募できます。
 ▽自由吟1句(用紙は自由。作品と住所、氏名、電話番号を明記)
 ▽選者=濱邉淳(川柳赤穂吟社講師、川柳神戸吟社副主宰、神戸川柳協会理事長)
 ▽応募締切=毎月末日
 ▽入選句発表=翌月中の紙面
 ▽応募先=〒678・0239、赤穂市加里屋58の18、赤穂民報社「川柳係」

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