赤穂民報

瀬戸内結んだ交流のろしリレー(7月25日)

 瀬戸内を中心に島や岬などで次々と合図の煙を中継する「見ぬ友と心結ぶのろしリレー」が25日に行われ、赤穂市内では御崎の赤穂市立野外活動センターで市民有志が煙を焚き上げた。
 「人と人、地域と地域のつながりを感じながら友情の輪を広げよう」と広島市の市民団体の提唱で昨年に続き2回目。主催者によると、7月17日までに19道府県97地点からエントリーがあったという。兵庫県内では「東瀬戸内赤穂狼煙隊」(矢野英樹隊長)が唯一参加。ドラム缶を縦に2本溶接した煙突を同センターのキャンプファイヤーサイトに立て、約19キロ離れた小豆島町福田からの伝達を待った。
 広島市安芸区の絵下山(えげさん)を皮切りに午前10時に中継をスタート。この日はあいにく空に霞がかかり、風で煙が流れたため小豆島の狼煙は肉眼では確認できなかったが、赤穂隊も湿らせた杉の葉や木材チップなどを燃やして白煙を上げた。
 8月には各地の参加者が顔を合わせる交流会も開かれる。矢野隊長は「参加できて良かった。これからも、赤穂が関西と中四国を結ぶ窓口になれれば」と交流の発展に期待していた。

(煙を焚いて各地を結んだ「のろしリレー」)

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