赤穂民報
見回りで暴力団をシャットアウト(8月20日)
暴力団による不当な要求から自衛しようと、「暴力団と関係を断つ会」(藤野高之会長)が隔月実施している飲食店パトロールがこのほどあり、会員店舗78店を巡回した。
パトロールは、同会が発足した平成4年から暴力団員の入店拒否を徹底するために飲食店分会が始め、当初は毎月実施。市内の暴力団活動が沈静化した7〜8年前以降も2カ月に一度のペースで継続している。
今月は分会役員と赤穂署員の計14人が加里屋中洲の警察署に集合。5班に分かれて見回り、各店で暴力団に関するトラブルや困り事などがないか聞き取った。
市内では平成23年に唯一残っていた組事務所が閉鎖され、平穏な情勢が保たれている。藤野会長は「巡回を休むことなく続けてくれている仲間に感謝している。現状に油断せず、今後も暴力団排除に努めたい」と話している。
(暴力団の入店拒否を徹底するためのパトロールに集まった「暴力団と関係を断つ会」メンバー)
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