赤穂民報

子どものインフル予防接種、一部助成へ(8月27日)

 子育て支援対策として赤穂市は、市内在住の生後6カ月〜小学6年生が季節性インフルエンザ予防接種を受ける費用を一部助成する制度を今年度から導入しようと、必要な事業費980万円を今年度補正予算案に盛り込んだ。
 10月1日から来年1月31日までの接種1回につき1000円を一人2回まで助成。今年度の対象者約5300人全員に助成券と案内を郵送する。
 昨年度に市内の幼稚園と小学校で発生した学級閉鎖は延べ104学級(市教委事務局まとめ)。市は「子どもがインフルエンザにかかると、保護者や家族が看病や二次感染で仕事を休むことにもつながる」と社会的、経済的な影響に着目。地方交付税の対象となる「地方版総合戦略」の一事業として導入することにした。
 市によると、季節性インフルエンザ予防接種の費用は「2回合計で6000円程度」という。

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