赤穂民報

没後330年で肖像画など展示(9月15日)

 江戸前期の兵学者・思想家で赤穂にもゆかりの深い山鹿素行(1622―85)の没後330年を記念したコーナー展示が上仮屋の赤穂市立歴史博物館で開かれている。
 素行は31歳から約8年間、赤穂藩主・浅野長直に禄高1000石で仕えた。著書の内容が朱子学批判と幕府にとがめられ、1666年(寛文6)に赤穂へ配流。許されて江戸に戻るまでの約9年間を赤穂で過ごし、藩士らに武士としての心構えや行動規範を指南したと言われている。
 今展では素行の末裔である平戸山鹿家に伝来した肖像画の模写、赤穂配流中に完成した代表的著著『中朝事実』の複製本など約20点を公開している。展示中の書籍はすべて郷土史家だった故平尾孤城氏(1901−67)の旧蔵。
 11月3日(火・祝)まで午前9時〜午後5時。水曜休館(祝日は翌日に振り替え)。Tel43・4600。

(没後330年記念の山鹿素行コーナー)

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