赤穂民報

「塩」切り札に赤穂に活気を(9月14日)

 地元特産の「赤穂塩」を地域活性化と観光振興に役立てようと、市内の飲食店を中心とした新団体「赤穂塩グルメ倶楽部」が14日に発足。和食や中華、喫茶やベーカリーなど多種多様な22店舗が加盟し、塩を使ったメニューや新商品の開発、ブランドの確立などを目指して活動をスタートした。
 平成21年に設立した「播州赤穂塩ラーメン組合」の関係者が「業種を問わず、活動の輪を広げよう」と立ち上げた。設立総会では規約と役員を決定。組合の結成にも関わった矢野英樹さん(45)を会長に選出し、顧問に明石元秀市長、西川英也・赤穂観光協会長を迎えた。
 団体ホームページとフェイスブックで加盟店舗をPR。テレビや雑誌などメディアにも積極的に露出し、県内外で実施されるキャンペーンでブランドを発信する。また、加盟店同士が定期的に情報交換する場を設け、業種を超えた魅力ある新商品の誕生につなげる。
 「まちににぎわいを生み出すために官民一体で力を合わせよう」と矢野会長。先月、加里屋で料理店「彦屋」をオープンしたばかりの小野誠彦さん(46)は「赤穂塩が持つ独特の甘みは肉や魚のメイン食材と相性が抜群。どんどん新しい料理を考えてお客さんを喜ばせたい」とやる気を出していた。

(「地元特産の塩で赤穂を活気づけよう」と発足した「赤穂塩グルメ倶楽部」)

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