赤穂民報
彼岸の空に燃える赤〜有年のヒガンバナ(9月19日)
秋に美しいヒガンバナが多く見られる有年地区で、今年も真っ赤な花が咲き始めた。澄んだ青空に燃えるような赤が映えている。
ヒガンバナは秋の彼岸の頃に咲く多年草。有年地区では昔から土手やあぜに沿って自生しており、別称にちなんで「しぶらの里」とも呼ばれる。
有年原の久保昭臣さん(72)は「きれいな花がよく見えるように」と今月上旬、ヒガンバナの花茎が伸び始める前に自宅近くのあぜを草刈り。近所の人が作業した区間と合わせ、約100メートルにわたって赤い群生が際立つ。
「ここだけで1万本はあると思う」と久保さん。この連休に満開を迎えるという。
(彼岸に合わせて咲き始めた有年地区のヒガンバナ=久保昭臣さん提供)
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