赤穂民報

今はなき風景 切り絵で再現(9月29日)

 郷土にかつて存在した建造物や町並みを描いた切り絵展「今はなき坂越の風景」が坂越のギャラリー喫茶「高瀬舟」で開催中。地元に人たちにとって懐かしい景色がカラー切り絵によって額縁の中に再現されている。
 ライフワークの切り絵で少なくとも300点を超える作品を手掛けている元中学校長の佐方直陽さん(84)=坂越=が制作した10点。昭和30年に撤去された本町通りの「大道井」、建て替えられる前の妙道寺太鼓楼など、現在は見ることのできない風景をモチーフにした作品ばかりをピックアップした。
 「ありのままを描きたい」という佐方さんの作品は細部にまでこだわった写実性が特徴。「作品を見た人同士で昔を懐かしんでほしい」と話している。
 10月22日(木)まで午前10時〜午後4時。金土日は休み。Tel48・7122。

(地元の懐かしい風景の切り絵作品を出品した佐方直陽さん)

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