赤穂民報

五穀豊穣に感謝を込めて抜穂祭(10月19日)

 古式ゆかしく稲を刈り取る赤穂大石神社(飯尾義明宮司)の「抜穂祭(ぬいぼさい)」が18日、加里屋西沖の斎田で行われた。
 食べ物のありがたさを伝えたいと、6月のお田植祭と共に毎年実施。今年も約5アールに「ヒノヒカリ」を植え、苗を提供したJA兵庫西が栽培管理した。
 お囃子や太鼓の音で到着した一行は、神事に続き関西福祉大学の女子学生10人が菅笠に着物姿の早乙女になり、たわわに実った黄金色の稲を刈り取った。観覧席で見学していた人たちにも鎌が貸し出され、親子連れなどが楽しそうに収穫を体験した。
 早乙女の出羽祐衣(ゆい)さん(3年)は「晴天で良かった。稲はなんとか上手に刈れました」と話した。

(見学の子どもも稲を刈った抜穂祭)

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