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四季の叙情歌 調和体書作展(11月4日)

 唱歌や童謡などを調和体で表現した書の作品展が坂越のギャラリー喫茶「高瀬舟」で開かれている。朝日町の藤原まゆみさん(67)が「四季の叙情歌」をテーマに出品。「われは海の子」「ひなまつり」など慣れ親しまれた歌詞を素材にした情感に富んだ作品が並ぶ。
 藤原さんは39歳で西山和泉さんに入門。現在は神戸市須磨区の北國千津子さんに師事する。国内有数の書道団体「正筆会」で理事を務める。「読んでもらえるように」と、あえて崩しを抑えて書した作品は、いずれも親しみやすい。
 山下達郎の「クリスマス・イブ」をカタカナ交じりで書いた作品、いろはかるたのことわざを色とりどりの手札7枚にしたためた組作品など12点。季節の風物詩にちなんだ手芸タペストリー2点が彩りを添えている。
 「藤原さんの作品は、その時々の気持ちや感情が現れている」と師匠の北國さん。藤原さんは「遊び心や楽しさを感じてもらえれば」と話している。
 11月19日(木)まで午前10時〜午後4時。金土日休み。Tel48・7122。

(書作展を開いている藤原まゆみさん(右)。左は師匠の北國千津子さん)

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