赤穂民報

赤穂八幡宮獅子舞が会場魅了(11月11日)

 無形民俗文化財の保存と伝承を目的とする「近畿・東海・北陸ブロック民俗芸能大会」(8日、岐阜県郡上市)に赤穂八幡宮獅子舞が出演。350年を超える歴史を持つ伝統芸能をステージで発表した。
 昭和34年からブロック内12府県の持ち回りで開催され57回目。福井市の「睦月神事」、和歌山市の「団七踊」などと並び、「赤穂八幡宮獅子舞」が出演7演目の一つに選ばれた。同大会に赤穂市内の文化財が出演したのは第19回(昭和52年)の「宝専寺恵比寿大黒舞」以来2件目。
 尾崎獅子舞保存会(馬場邦昌代表)の現役メンバーとOB、神社関係者の計24人で参加。30分間の持ち時間で魅力を伝えられるよう、雌雄の獅子舞と鼻高4人による特別編成で道中舞、神楽舞などを披露した。鼻高の勇壮な躍動、獅子の肩車など見せ場の連続で観客を魅了。会場を埋めた600人から万雷の拍手が沸き起こった。
 「この日のために練習した現役とOBの団結力が出た。大きな達成感がある」と馬場代表。「若手にとっても一生心に残る経験になったと思う。継承の弾みにしたい」と語った。

(会場から大きな拍手を浴びた「赤穂八幡宮獅子舞」のステージ=赤穂八幡宮提供)

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