赤穂民報

市児童合唱団が山鹿市とコーラス交流(11月24日)

 赤穂市と姉妹都市提携を結んでいる熊本県山鹿市で21日、「第2回山鹿青少年音楽祭」(山鹿ロータリークラブ主催)があり、地元の小・中学校や合唱団とともに赤穂市児童合唱団(元岡明団長)が出演。国指定重要文化財の「八千代座」で合唱を通じて友好を深めた。
 昨年も参加を呼び掛けられたが運動会と日程が重なり辞退。2年越しで交流が実現した。引率を含めて34人で訪問し、先月に歌舞伎役者の市川海老蔵も公演した舞台で団歌や「愛する街〜赤穂〜」などを披露。「花は咲く」は山鹿少年少女合唱団と共演した。
 山鹿は合唱が盛んで、小学校、中学校とも全国レベルを誇る。「すごく声が揃っていて、一緒に歌えて楽しかった」と尾崎の中学3年、松本彩さん(15)。一行は主催者の案内で赤穂義士の遺髪塔がある日輪寺も見学した。海浜町の高校2年、山村実君(16)は「義士の縁と合唱の両方で山鹿市との交流を活発にしたいです」と話していた。

(国重要文化財の八千代座で開催された山鹿青少年音楽祭で合唱を披露する赤穂市児童合唱団=同団提供)

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