赤穂民報
西郷輝彦さん内蔵助で義士祭(12月14日)
吉良邸に討ち入って本懐を遂げた四十七士を偲ぶ「赤穂義士祭」は14日開催。総勢約1000人の忠臣蔵パレードが市街を練り歩いた。メーンの義士行列では大石内蔵助役を俳優の西郷輝彦さん(68)が務め、沿道から盛んな声援を集めた。
赤穂浪士が討ち入った日にちなみ、毎年12月14日に行われる赤穂義士祭は今年で112回目。この日がお披露目となった第31代義士娘の3人が人力車で繰り出し、子ども義士行列、忠臣蔵の名場面を再現した山車などが続いた。
義士行列は西郷さんが打ち鳴らす陣太鼓の音に合わせて一歩一歩行進。最後は観覧席スタンド前で「エイエイオー」と勝ちどきをあげ、祭りを締めくくった。
西郷さんは「役者にとって内蔵助役は最高の幸せ。しかも、赤穂のみなさんの前でパレードできて本当にうれしかった」と笑顔だった。大石主税役を務めた赤穂高校生徒会長の明石猛見(たける)さん(17)は「沿道のお客さんからたくさん応援してもらえ、一生の思い出です」と役目を果たしたことに安堵していた。
この日は日中の気温が16度まで上がり、6万人(主催者発表)の人出でにぎわった。
(義士行列で大石内蔵助役を務めた西郷輝彦さん)
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