赤穂民報

「お盆の思い出」絵画コンで優秀賞(2月3日)

 夏季の自然体験や伝統行事などをテーマに小・中学生から公募した「ふるさとのお盆の思い出」絵画コンクールで有年原の小学4年、起塚龍玄(たつはる)君(9)が2年連続で優秀賞に選ばれた。
 受賞作は昨年8月に地元で開かれた夏祭りで金魚すくいを楽しんだ思い出を描いた「大きい金魚すくったぞ!」。自身が出目金をすくい上げた瞬間を生き生きと描写。細部や背景にもこだわり、完成まで約3週間かかったという力作は人物の表情と色彩が豊かな一枚となった。
 同コンクールには6万2841点の応募があり、最優秀賞3人、原田泰治賞3人に次ぐ優秀賞は20人が選ばれた。起塚君は前年も夏休みの体験を描いた「キャンプで大きいピザ作ったぞ!」で優秀賞。2年続けての入賞に「去年もびっくりしたけど、もっとびっくりした」と笑顔で話した。
 「忘れられない思い出を自分の手で残すのが好き」と起塚君。「これからも記憶に残るような絵を描きたい」と胸を張った。

(受賞作「大きい金魚すくったぞ!」)

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