赤穂民報
地域の不安和らげようと見守り(2月8日)
殺人事件の発生で地域に広がった不安を和らげようと、赤穂署は防犯ボランティア組織と合同の地域安全見守り活動を有年地区で8日から始めた。
同署員と「地域ふれあいの会」会員の計約30人が小学生の登校時間に合わせて通学路の主要交差点7カ所で立ち番。遠距離を登校する児童には個別に付き添った。
原バス停前交差点では小学生や中学生が「おはよう」と元気にあいさつして学校へ。ボランティアで活動に参加した有年原の小河智(さとる)さん(79)は「子どもたちはこれまでと変わらず元気そうで良かった」と表情を和ませた。
事件をめぐっては、容疑者の逮捕後も住民から不安を訴える声が警察に寄せられ、「少しでも心配な気持ちを解消できれば」と同署が活動を実施した。活動は今週末をめどに続ける予定という。
(有年地区で実施された地域安全見守り活動)
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