赤穂民報
山口氏の兵庫12区支部長を了承(2月11日)
兵庫12区選出の衆院議員、山口壮氏(61)について、自民党兵庫県連は10日に開いた拡大幹事会で同党12区支部長への就任を了承した。
3月19日に開く総務会の決議を経て党本部が決定する予定で、山口氏の同県連への加入と次期衆院選で同区の公認候補予定者となることが確実となった。
山口氏は平成25年、民主党を離党(後に除籍)。無所属のまま自民・二階派の特別会員となった。その翌年の総選挙は無所属で立候補し、県連が支援した新人候補らを破って通算5度目の当選。選挙のしこりなどで県連が受け入れを拒む中、二階氏の地元の和歌山県連に所属する形で昨年1月入党し、6月に党本部から「兵庫県衆院支部長」に選任された。
関係者によれば、党本部から兵庫県連に対し、山口氏の加入を協議するよう申し入れがあったほか、支部内にも山口氏の支部長就任を容認する意見が出ていたという。山口氏自身も今後の各選挙で同県連と協力することを約束。根強い反対も残る中、拡大幹事会で了承された。
これまで山口氏の加入に難色を示していた長岡壮寿県議(55)は11日、赤穂民報の取材に「いろいろな思いはあるが、県連の決定には従う。自民党国会議員として西播磨のために頑張ってほしい」とコメントした。
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