赤穂民報

交響詩ひめじ合唱コンで最優秀賞(2月13日)

 第26回「交響詩ひめじ」合唱コンクールは7日、姫路市辻井パルナソスホールで行われ、小学生・中学生の部で赤穂東中学校音楽部(小間理恵顧問)が初出場で最優秀賞に輝いた。
 姫路市制100周年を記念し、地元の景観や歴史、未来などをテーマに作られた合唱組曲「交響詩ひめじ」を課題曲とするコンクール。小学生・中学生の部には今年度の全日本合唱コンクール中学校部門に関西代表として出場した姫路市立広嶺中など6団体が出場した。
 3年生が昨年12月で引退し、1・2年生部員16人で臨んだ今コンクール。声楽家の小川真澄さん=農神町=の指導で発声を根本から見直した。また、部員たち自ら口語調の歌詞を現代語に訳し、歌詞に登場する千姫の人物像について学習した。
 審査員からは「丁寧な立派な演奏」「澄みきった声で美しい」といった講評があり、「交響詩ひめじ」の作曲者でもある池辺晋一郎氏からも「よく声が出ていて、しかも声にクセがなく、気持ちのいいコーラス」「バランスの作りかたも秀逸」などと評価された。
 「感情を込めて歌いました」と話すのは家系図を基に波乱に満ちた千姫の生涯を調べた坂越未悠さん(14)。古語辞典を手に歌詞を現代語に直した久野品子さん(14)は「しっかり意味がわかったので、気持ちを表現できた」と話した。
 部長の石原琉音さん(14)は「賞をいただけたことで自信になった。もっと緊張感を持って練習して、人の心に響く演奏を目指します」と意欲を高めていた。
 同部は3月13日(日)の「交響詩ひめじ演奏会」(パルナソスホール)への出演が決定。姫路市交響楽団のオーケストラ演奏をバックに他の入賞団体と合唱する。

(「交響詩ひめじ」合唱コンクールで初出場で最優秀賞に輝いた赤穂東中学校音楽部)

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