赤穂民報

アメリカの教科書に掲載されたお話(5月14日)

 教科書に掲載される教材について考えたことがありますか?
 私は教諭時代、小学校4年生以上の社会科教科書を調べたことがあります。驚いたことに、どの教科書にも、「赤穂」の二文字が見当たらず、情けないやら、腹が立つやらで、すごく感情が高ぶったことを覚えています。
 『クリスティーナとおおきなはこ』は、長い間、アメリカの多くの教科書に掲載されてきました。
 物語は、大きな段ボール箱に入れられた冷蔵庫がクリスティーナの家に届いたことから始まります。
 大きな箱を地下室に持っていくか、ごみに出したいお母さん。クリスティーナは、いろんなアイデアを巡らせて、箱を遊びに使います。その時間はどんなに楽しかったことでしょう!
 箱を巡るお母さんとのやりとりは、なんとも微笑ましく、アメリカの家庭教育の考え方が感じられました。日本に住む私たちの暮らしと比べてみて、みなさんはどんなことを感じるでしょうか。
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 『クリスティーナとおおきなはこ』○作/パトリシア・リー・ゴーチ○絵/ドリス・バーン○訳/おびか ゆうこ○偕成社

(『クリスティーナとおおきなはこ』 ○作/パトリシア・リー・ゴーチ ○絵/ドリス・バーン ○訳/おびか ゆうこ ○偕成社)

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