赤穂民報

赤穂民報川柳〔第二十六回〕 中田 守正・選(5月28日)

▽秀作
 ぜんまいを巻けば昭和が動きだす
           村杉 正史(加里屋)
 【評】物作りへのこだわりと職人気質、戦後の復興を成した昭和の魂が受け継がれ次世代へ。

▽佳作
 通学の列も華やぐ新学期
           榎本 徳博(西有年)
 胸の棘刺ったままの三たび春
           福永 廣美(相生市)
 ひと言が気力体力奮起させ
           大黒たまき(木津)
       *  *  *
〔応募要領〕
 ▽自由吟1句(用紙は自由。作品と住所、氏名、電話番号を明記)
 ▽選者=中田守正(川柳赤穂吟社主宰、播磨川柳協会常任理事)
 ▽応募締切=毎月末日
 ▽入選句発表=翌月中の紙面
 ▽応募先=〒678・0239、赤穂市加里屋58の18、赤穂民報社「川柳係」
 ▽備考=下の「応募フォーム」からも応募可

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