赤穂民報

鹿が兄弟?(6月11日)

 鹿や猪などの野生動物の防護柵があちこちではられています。
 野生動物と人々のくらしは、かつては猿に西瓜を盗まれても笑い話で終わっていました。しかし、昨今では、笑い話どころか悲壮感すらただようニュースになっています。
 シベリアの狩猟民族のくらしを描いた著者が日本人であることに驚きました。
 農耕民族である私たちには容易に他民族のくらしは理解出来ません。
 著者がサハリン(旧樺太)で生まれ育ったということを知り、私の謎はとけました。
 「共生」という言葉が良く使われます。「動物との共生」とは、どういうことでしょうか。この絵本を読み、いろいろと考えさせられました。
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 『鹿よおれの兄弟よ』○作/神沢利子○絵/G・D・パヴリーシン○福音館書店

(『鹿よおれの兄弟よ』 ○作/神沢利子 ○絵/G・D・パヴリーシン ○福音館書店)

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