赤穂民報
赤穂民報川柳〔第二十七回〕 中田 守正・選(6月14日)
▽秀作
蛍火に見る結んだり開いたり
春名 恵子(東有年)
【評】自然の営みの摩訶不思議にふと足を止め、時節の移ろいに思いを寄せるひとときあればこそ。
▽佳作
花作り習って鉢が円を描く
岡本美代子(福 浦)
リビングでごろりごろりとしています
森本 高明(西宮市)
老いと言う見えない敵に四股を踏む
山野 直正(尾 崎)
* * *
(所感)家の中でごろごろ過ごすも一日。奮起して外へ出るリズムを作るも一日。
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