赤穂民報

赤高音楽部10年ぶりサマコン(7月23日)

 赤穂高校音楽部(浅井智恵顧問)の第39回定期演奏会が23日、中広の赤穂市文化会館ハーモニーホールであり、部員21人が独唱や合唱を披露。OB約90人もステージに立ち、現役部員と校歌や生徒歌などを高らかに歌い上げた。
 同校音楽部は故赤松秀幸氏の指導で昭和56年度NHK全国学校音楽コンクールで3位になった名門。定期演奏会は同44年に始まり、「サマーコンサート」の名称で市民に親しまれたが、部員数の減少で平成18年を最後に行われていなかった。OBの後押しもあり10年ぶりに開催した。
 部員たちは色とりどりのTシャツ姿で登壇し、この日に向けて練習してきた曲目を一生懸命歌い上げた。姫路南高、赤穂中、赤穂東中など総勢約70人の賛助出演もあり、小ホールを埋めた観客約400人から大きな拍手が贈られた。
 第1回公演に賛助出演したというOBの中田安正さん(67)=南野中=は「サマコンが復活して本当にうれしい。音楽部の活動がますます活発になっていってほしい」と後輩にエール。次期部長の岩崎章泰(あきひろ)君(16)=2年=は「思った以上にたくさんの方が聴きに来てくれて、全員が力を出し切れた。これからも歌うことが楽しいと思える部を続けたい」と声を弾ませた。

(10年ぶりに開催された赤穂高校音楽部の定期演奏会)

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