赤穂民報

消防殉職者顕彰碑で清掃奉仕(7月31日)

 消防活動の任務中に亡くなった団員を慰霊する「消防殉職者顕彰碑」の美化清掃が31日に行われ、赤穂市消防団OB組織「緋ぐるま会」(梅本弘幸会長)が石碑を囲む植栽を刈り揃えるなどして景観を整えた。
 赤穂市内では昭和24年と45年に発生した山火事で計4人が殉職した。顕彰碑は当時の団員らが宍粟から適した自然石を調達して47年に建立し、その翌年から同会が毎年清掃奉仕を続けているという。
 この日は顕彰碑がある中広の城南緑地公園駐車場に会員と消防本部職員の計約45人が集まった。顕彰碑の建立に関わった元消防団長の野古智陸(のこ・としみち)さん(91)=塩屋=は「宍粟の消防の人たちの厚意で石を持ち帰ることができた」と当時の思い出を懐かしんだ。

(「消防殉職者顕彰碑」の周辺を美化清掃する「緋ぐるま会」のみなさん)

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