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全日本ジュニア音楽コンで審査員賞(9月3日)

 音楽家として国際的に活躍できる人材育成を目的とする「第31回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール」のピアノ部門・中学生の部(8月28日、東京・ムーブホール)で中山の松原聖(しょう)君(14)=坂越中2年=が審査員賞を受賞。12月に表彰式を兼ねた入賞者披露演奏会で東京・サントリーホールに出演することが決まった。
 同部門には全国37会場の予選と27会場の本選を経て選抜された39人が出場した。松原君は予選でシャミナード「牧神Op.60」、本選と全国大会ではサン=サーンス「アレグロ・アパッショナートOp.70」を演奏。「フォームが一番きれいで、音の運び方が正統」「静と動のコントラストもよく表現できて構成もまとまりがある」などと評価を受けた。
 ピアノを始めたのは5歳から。指導する寺村久美子さん(57)=尾崎=によれば、中学生になってから花や山、海など身近な自然の美しさに目を向けるように意識し、演奏時の表現力向上につながっているという。
 全国大会は夏風邪で前日に40度近い発熱があり、「自分としては70点」の出来だったという。12月の入賞者披露演奏会へ向けて「しっかり体調を整えて、完璧な演奏をしたい」と意気込んでいる。

(全日本ジュニアクラシック音楽コンクールで審査員賞を受賞した松原聖君)

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