赤穂民報

幸四郎さんら「忠臣蔵」成功祈願(9月10日)

 東京・国立劇場の開場50周年記念として30年ぶりに上演される歌舞伎公演「通し狂言 仮名手本忠臣蔵」(10月3日〜12月26日)の成功祈願祭が9日、上仮屋の赤穂大石神社であり、大星由良之助役の松本幸四郎さん(74)と塩冶判官役の中村梅玉さん(70)が舞台の大入りを祈願した。
 2人は同日、松竹大歌舞伎赤穂公演の舞台に立つために来穂。公演前に時間を割いて同神社を参拝した。
 参拝後に記者会見した幸四郎さんは、「城の石垣を目にして胸を打たれた」と“忠臣蔵のふるさと”を訪れた印象を話した。由良之助役について、「技量だけでは演じおおせることのできない大役中の大役」と気持ちを引き締め、「忠臣蔵がこれからも日本人の心に残るよう、覚悟をもって演じたい」と意気込みを語った。
 同公演は「仮名手本忠臣蔵」の全段を3部に分け、月替わりで上演。10月は大序〜四段目、11月は道行旅路の花聟、五段目〜七段目、12月は八段目〜十一段目、花水橋引揚げを上演する。観劇料は特別席1万3000円〜3等席1800円。問い合わせはTel0570・07・9900(国立劇場チケットセンター)。

(「仮名手本忠臣蔵」の上演成功を祈り、柏手を打つ松本幸四郎さん=国立劇場提供)

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