赤穂民報

“若者目線”で市議会傍聴(9月16日)

 赤穂高校の2年生18人が16日、赤穂市議会本会議の一般質問を傍聴。議場に真剣なまなざしを向けながら、議員と当局との間で行われる質疑に耳を傾けた。
 公職選挙法の改正で選挙権年齢が18歳に引き下げられたのを受け、「より政治や市議会活動に関心を持ってもらうきっかけに」と市議会が提案。学校が協力した。
 参加した生徒の全員が議会の傍聴は初めてとのことで、市庁舎7階の傍聴席に着席した生徒たちはやや緊張した様子で討論の様子を見守った。
 生徒たちが傍聴した16日午前は3人の議員が登壇。産廃処分場対応や工場異臭問題などについて一問一答を繰り広げた。大学で政治学専攻を希望しているという生徒会長の木村凌君(17)は「議場は厳粛な雰囲気があった。暮らしに身近なテーマも話し合われていて、政治が自分たちと直接関わっていることがわかった」と感想を話した。
 来年度には高校生が議員役となる「高校生議会」を開催するプランもあり、家入時治議長は「若い世代にも赤穂市政に関心を持ってもらいたい」と歓迎していた。

(真剣なまなざしを議場に向けて傍聴した高校生たち)

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