赤穂民報

心に残った絵本(10月1日)

 赤穂民報で絵本の紹介を始めるにあたって何冊かの絵本を読みました。そのなかに心のどこかに残って離れがたい絵本があります。
 悲しいことですが、平成16年の台風21号で文庫が水害に遭い、449冊の絵本がだめになりました。
 心に残った絵本をメモし、何冊かをもう一度買い求めました。その内の一冊が「わすれられないおくりもの」という絵本です。
 この絵本は「死」について象徴的に書かれた絵本です。
 改めて絵本を読み返してみました。そして、人生にはいろんなドラマがあり、これらのドラマから何を学ぶのかということがどんなに大切かということを教わりました。
 災害を経験してやっと著者の思いに近づけたような気持になりました。
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 『わすれられないおくりもの』○作・絵/スーザン・バーレイ○訳/小川仁央○評論社
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 ▽くぼっち先生=元中学校長の久保良道さん。国内外の絵本を集めた私設図書館「くぼっち文庫」で3000冊を超える蔵書を無料貸し出し。第2・第4土曜日に開館。有年原434。TEL49・2089。

(『わすれられないおくりもの』 ○作・絵/スーザン・バーレイ ○訳/小川仁央 ○評論社)

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