赤穂民報

地金魚「穂竜」品評大会10回目(10月17日)

 赤穂発祥の金魚種「穂竜」の品評大会が16日、上仮屋の赤穂城跡武家屋敷公園であり、愛好者たちが丹精込めて育てた愛魚の出来映えを競った。
 穂竜は新田の榊誠司さん(79)が出目獅子頭をベースに作出した品種。黒と青を基調に稲穂を連想させる黄金色を帯びた体色が特徴で年々人気が広まっている。
 品評大会は平成19年から毎年赤穂で開催。10回目となった今回から「全国品評大会」と名称を格上げし、関東から九州まで約50人が育てた金魚を持ち寄った。愛好会長の榊さんら役員が泳ぎ方、模様と形のバランスなどを審査して順位を決定した。
 榊さんは「回を重ねるにつれてレベルが向上している」と普及振興を喜び、「私も引き続き理想の金魚づくりを目指したい」と抱負を語った。
 各部門の3位までは次のとおり。敬称略。
 ▽親魚=(1)谷岡祥史(大阪) (2)内匠信孝(姫路) (3)曽和泉(京都)
 ▽当歳魚=(1)谷岡祥史(大阪) (2)當麻暢久(京都) (3)皿井芳枝(愛知)
 ▽当歳魚2部=(1)宗行寛明(姫路) (2)堤裕子(岡山) (3)加藤孝司(愛知)
 ▽変わり魚=(1)冨田隆(岡山) (2)堤裕子(岡山) (3)宗行寛明(姫路)

(親魚の部の上位3人=穂竜愛好会提供)

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