赤穂民報
義士関連資料を歴博へ寄贈(12月8日)
備前市日生町の田原隆雄さん(72)=同市議=と吉川勝治さん(71)=元赤穂郵便局員=が赤穂義士や忠臣蔵に関する書籍、絵葉書など7件を赤穂市立歴史博物館へこのほど寄贈した。
講談の速記を活字化して明治30年に出版された『赤穂義士銘々伝』、東京・泉岳寺の参詣記念として作られた絵葉書セット(明治〜昭和初期)、大石内蔵助の石版画(同)など。5年ほど前に町内で廃棄されそうになっていたものを田原さんと吉川さんが回収して保管。「歴史資料として役立てほしい」と同館へ寄贈した。
いずれも同館が所蔵していなかった資料で、同館は「明治から昭和初期にかけての忠臣蔵文化の流行を知ることのできる貴重な資料で、今後館の展示に活用したい」としている。
(寄贈された義士関連資料と吉川勝治さん)
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