赤穂民報

小豆島2町と災害支援など連携へ(1月28日)

 災害時援助や観光振興などを目的に県境を越えた協力体制を築こうと、赤穂市は香川県の小豆島町と土庄町の2町に連携協議を提案した。
 災害時相互応援協定の締結、両町の忠臣蔵サミットへの加盟も視野に入れているとみられ、今後担当部署間での協議をスタートする。
 昨年12月には明石元秀市長が2町を訪問。塩田幸雄・小豆島町長、三枝邦彦・土庄町長とそれぞれ面会し、相互の関係を進展させていくことで合意した。
 両町はいずれも「まだこれから協議に入る段階」と前置きした上で、「2町で足並みを揃えて連携を図っていきたい」(小豆島町)、「お互いの交流が進むことは良いこと」(土庄町)と前向きに受け止めている。
 赤穂から小豆島までは直線距離で20キロ弱。かつて赤穂からの移住者が塩作りを伝えたとされ、「赤穂屋(あこや)」という地名も残る。また、土庄町にある長勝寺の本堂は大石内蔵助邸の部材を一部使って建てられたと伝えられる。赤穂義士祭に小豆島観光協会がブース出展するなど観光面での連携はすでに下地がある。
 明石元秀市長は「歴史的、地理的に協力できる関係にあると考えている。お互いにメリットのある連携を図っていきたい」と話している。

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