赤穂民報

雨の中でも行列 かきまつり(2月5日)

 「赤穂かきまつり」(同実行委員会主催)が5日、御崎の赤穂海浜公園で開催。あいにくの雨天で例年よりも人出は少なかったものの、炭火焼きや味噌汁などで、ふっくらと肥えた大粒のカキを味わった。
 昨年は収量不足で中止だったため、開催は2年ぶり。しとしと降る雨にもかかわらず、開催を楽しみにしていた人たちが午前9時の開門と同時に入場。カキの即売ブースや焼きがき無料配布に傘をさして列を作った。
 ネットでかきまつりがあることを知って赤穂を旅行先に選んだという堺市の会社員、西辻智子(のりこ)さん(28)は友人と3人で来場。「3人ともカキが大好き。赤穂のカキはえぐみがなくて気に入りました」と笑顔で話した。
 主催者によると、来場者数は前回の2万人からほぼ半減の1万1000人。例年だと1時間以上並ぶこともある焼きがき無料配布の待ち時間は長くても15分ほどで、ほぼ毎回来場しているという男性は「こんなに早く順番が回ってきたのは初めて。雨も悪くないですね」。一方、前回は開始1時間で売り切れたことを踏まえて2割増しの約5トン分を用意した即売ブースは「一人2袋まで」としていた購入制限をなくしても完売には至らず、主催者は「雨には勝てません」と苦笑いしていた。

(炭火焼きの無料配布が喜ばれた赤穂かきまつり)

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