赤穂民報

全国公募絵画展で最優秀賞(2月23日)

 全国の小・中学生から6万5千点を超える応募があった「ふるさとのお盆の思い出」絵画コンクールで有年原の小学5年、起塚龍玄(たつはる)君(10)が小学校高学年の部で最優秀賞を受賞。過去2回の優秀賞に続く3年連続の入賞でグランプリに輝いた。
 夏休みの自然体験や伝統行事などをテーマにした同コンクール。起塚君は自宅の家庭菜園を題材にした水彩画「夏の菜園」を出品した。トウモロコシやトマト、スイカなどが実った夏真っ盛りの畑を奥行きのある構図で色鮮やかに表現。植物の葉脈まで丁寧に描きつつ、どことなくファンタジーな作品に仕上げた。
 起塚君は長野県での体験をテーマにした公募展「第9回わたしの『ふる里自慢』絵画コンクール」でもこのほど優秀賞が決定。タイトルは「美味しかった戸隠のそば」で、夏休みの旅行中に天ざるそばを食べた思い出を描いた。よく水切りされた麺の具合やカリッと揚がった天ぷらの食感が伝わってくるようなリアルさがある。
 これまでにも多くのコンクールで入賞し、同級生から「画伯」と呼ばれる起塚君。今回の受賞について、「賞もうれしいけど、自分が満足できる絵を描けて達成感があります」と瞳が輝いた。

(全国公募の絵画展で最優秀賞の「夏の菜園」)

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