赤穂民報
アンデスの少年(3月4日)
世界各地の民話や昔話の絵本を集めてきましたが、南米のものは手に入れにくく、以前にやっとの思いでアンデスにまつわる絵本を手にすることができました。
やぎを飼ってくらしているチャンゴという少年が、嵐のなかでリャマの子を助けます。
そのとき、チャンゴがおじいさんから聞いていたコケーナ(神様)に出会う、という物語です。
やぎとくらす少年の姿からアンデスのくらしにふれることができます。
少年チャンゴのように野生の動物に接することのできる機会は、ほとんどありません。私たちは、大切なものをどんどん忘れていっているような思いを強くする絵本でした。
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『アンデスの民話コケーナとであったチャンゴ』
○再話/やなぎやけいこ○絵/野口忠行○こどものとも世界昔ばなしの旅23○福音館書店
(『アンデスの民話 コケーナとであったチャンゴ』 ○再話/やなぎやけいこ ○絵/野口忠行 ○こどものとも世界昔ばなしの旅23 ○福音館書店)
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