赤穂民報
元読売テレビアナ清水健さん 3日講演会(5月27日)
がん撲滅や難病対策の支援活動に取り組んでいる元テレビ局アナウンサー、清水健さん(41)の講演会が6月3日(土)、中広の赤穂市文化会館ハーモニーホールである。
清水さんは平成27年2月に妻・奈緒さんを乳がんで亡くした。妻との闘病生活をまとめた著書『112日間のママ』を出版。印税収入などをもとにがん撲滅や難病対策に取り組む団体などを支援する一般社団法人「清水健基金」を設立し、活動に専念したいと今年1月に読売テレビを退職した。
「赤穂市福祉のつどい」(小ホール、午後1時半〜4時)の式典、実践発表に続き、「大切な人の『想い』とともに」と題して講演する。入場無料。手話通訳、要約筆記あり。
なお、式典では、ボランティア活動などを通して住みよいまちづくりなどに貢献した団体などに贈る「さくら賞」「ふくしの人」の表彰式が行われる。受賞の個人・団体は次のとおり。
〔さくら賞〕
▽ひのきしん(代表・宮崎金十郎さん)=昭和55年設立。毎月10日と20日に桜谷荘と愛心園で清掃活動を中心に施設周辺の除草作業や窓ふきを行うなど、社会福祉施設での労力奉仕を通じて地域に大きく貢献している。
▽赤穂森の倶楽部(会長・岩本好司さん)=平成9年の発足以来、赤穂ふれあいの森、西有年地区をはじめ市内全域において草刈りや枝打ち、間伐作業などの森林ボランティア活動を積極的に展開している。
〔ふくしの人〕
▽御代邦子さん=昭和55年より施設入所者とのふれあいや外出時の車椅子補助などを行うレディースボランティアを副会長として設立し、平成8年に会長就任。同20年には赤穂ボランティア協会の副会長に就任。給食サービスボランティアのリーダーを務める。
▽浅木聡さん=昭和62年に入浴サービスボランティアとして活動を始め、平成4年に移送サービスボランティア「てんとうむし」の初代会長に就任。また、生活の身の回りを手助けするボランティアグループ「ちょっとちょっと」を設立するなど地域福祉の推進に貢献している。
▽いきいきサロンさんぽみち(代表・谷山典子さん)=平成14年設立。月1回、地産地消を基本とした調理を昼食として提供するほか、ボランティアグループの協力も得て参加者が楽しめる場を提供している。
▽愛宕会(共同代表・魚本美智子さん、藤田弘子さん)=平成15年設立。「おしゃべりを楽しむ場、笑うことを楽しむ場」として月1回実施。希望があれば年に数回外出して食事を楽しむなど、参加者の思いを大切に活動している。
(元読売テレビアナウンサーの清水健さん)
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