赤穂民報

少年と将棋(6月17日)

 エチオピア(エティオピア)は、19世紀以降ヨーロッパ諸国のアフリカ進出が激しさをますなかで、1936(昭和11)年まで独立国としてその地位を守ってきた国だけに以前より興味をいだいていました。
 やっとの思いでエチオピアのお話の絵本を手にすることができました。物語に登場する人々の誰もが心優しく、主人公の少年の悲しみに応えてくれている場面が次から次へとでてくる物語です。
 一見なんでもないお話ですが、読み終わってみるとエチオピアの人々のくらしぶりが、特色ある伝統絵画によって親しみを増してくるのです。
 エチオピアのガバタという将棋をさしてみたい思いにかられました。
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 『もどってきたガバタばん』○訳/渡辺茂男○絵/ギルマ・ベラチョウ○福音館書店

(『もどってきたガバタばん』 ○訳/渡辺茂男 ○絵/ギルマ・ベラチョウ ○福音館書店)

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