赤穂民報

アートマイル実行委に外務大臣表彰(7月1日)

 芸術を通じた日本と諸外国との文化交流促進に多大な貢献があったとして、大町の塩飽隆子(しわく・あつこ)さん(61)が代表を務めるNGO「ジャパンアートマイル実行委員会」(JAM)に外務大臣表彰が贈られることが決まった。
 JAMは英語塾教師の塩飽さんと夫で事務局長の康正さん(67)が平成17年に立ち上げ、日本と海外の学校をつないで壁画(縦1・5メートル、横3・6メートル)を完成させる学習プログラム「アートマイル国際交流壁画共同制作プロジェクト」を企画。これまでに参加した児童・生徒は64の国・地域から4万人を超える。また、昨年にはパリのユネスコ本部で「アートマイルユネスコ展」を開催。「持続可能な開発のための教育」として評価された。赤穂市内では昨年度から市教委が一部の小学校でカリキュラムに導入。今年度は有年小と原小、高雄小の3校が参加する。
 表彰決定の知らせを受け、塩飽代表は「大変名誉なことと感謝しております」と喜び、「これからも子どもたちを世界に繋いで、未来の日本を担う人材を育てていきたい」と決意を新たにしている。
 同表彰は、国際友好親善の増進に特に顕著な功績があった個人・団体を称える制度。今年度は187個人、45団体への表彰が決まった。表彰式は7月6日(木)に東京都港区の外務省飯倉公館で行われる。

(外務大臣表彰が決定したJAMの塩飽隆子代表と事務局長の康正さん)

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