赤穂民報
あこがれの樫本大進さんと共演(10月9日)
赤穂ゆかりのヴァイオリニスト、樫本大進さん(38)ら世界トップレベルの演奏家による「ル・ポン国際音楽祭 赤穂・姫路2017」は7日開幕した。
8日には中広の市文化会館ハーモニーホールでプリコンサートがあり、樫本さん寄贈の楽器で練習する「ハーモニーヴァイオリンアンサンブル教室」の生徒たちが樫本さんと共演した。
同教室は樫本さんから贈られたヴァイオリン20挺で平成14年度に始まり、今年度で16期生となっている。練習成果の発表の場として国際音楽祭の第1回から続くプリコンサートには毎回樫本さんも出演。生徒たちは同じ舞台に立てることを楽しみにして練習を頑張ってきた。
今回はバッハの「ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調」を合奏。小2から教室で習い、プリコンサートは7回目の出演となった若草町の中学3年、永濱志帆さん(14)は「大進さんと一緒に弾ける幸運を感じながら演奏しました。もっとうまくなれるようになりたいです」と話した。
同音楽祭は14日まで計6ステージ。7カ国14人の一流アーティストが演奏を披露する。10日(火)と11日(水)の公演(いずれも赤穂市文化会館ハーモニーホールで午後6時半開演、入場料1000円)は残席あり。Tel43・5144。
(ハーモニーヴァイオリンアンサンブル教室の生徒たちと樫本大進さんが共演したプリコンサート=市企画広報課提供)
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